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ひねもすのたりのたりの暮らし方

ひねもすのたりのたりの暮らし方

仲良しになったお店

仲良しになったお店

一番仲良くしてもらったのは、日本料理店「居酒屋 京都」。
毎週土曜日は私の休日で、夜ご飯は作らないことにしていた。
それで土曜ともなるといそいそとここへ出かけたものだ。もちろん主人と二人で。

そもそも私が寧波に行ったのは、主人の面倒を見るためではなく、主人と一緒に時間を過ごし、遊びながら暮らす、と言うとんでもない目的だった。

ここの経営者は、この若い中国人夫婦。
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あちこちで日本料理も含めて修行をし、最後に日本人が経営する日本料理店で勤めたあと、独立したそうだ。
奥さんとは最後の日本料理店で知り合ったらしい。

始めは間口1間ほどの入り口に、4人がけのテーブルが二つ、それに4人が座れるカウンターというこじんまりとしたお店だった。
いつも満員だった。私たちは開店と同時ぐらいなので座ることができたが、少し遅くなると座る場所が無い。それでも知り合いが来たときは相席をしたり、4人がけのカウンターを詰めて5人座ったりしていた。
あとのほうになるとちゃんと予約の電話を入れてから行くようになった。

そのうち収容人員を増やすため店内の改造をし、2人がけのテーブル二つと掘りごたつ形式のテーブルが二つ増えた。
それ以後、寧波はだんだん日本人が増え続け、出張者も増えたことで、商売大繁盛!

肝心のお料理は、「おいしい!」 のだ。
上海から来た人も上海のより美味しいと言っていたし、主人の会社に出張できた人も、「中国あちこち行ってるけれどここはおいしい。」と言っていたそうだ。
そのあと、ここだけでは物足りなくなって、新しく2軒目のお店を出した。最近杭州に3軒目も出したそうだ。


その次に仲良しになったのは、このお店。
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ここも夫婦でやっている。この写真を撮ったときは、ご主人は私の洋服の寸法直しをしていた。
この店は、寧波の繁華街に近い城隍廟にあり、少数民族の民芸品や、藍染、中国チックな洋服などを売っている。
単身でこちらにこられていた方の奥さんが見えたときとか、よくここに案内したものだ。結構面白い店だ。

ここの奥さんに中国結びを教えてもらって、一時はまってしまったが、今はもうすっかり結び方を忘れてしまっている。

まだこのほかに、土曜の夜のクラブ活動のお店や以前書いた洋服の仕立てのおばちゃんがいたお店、市場の中の卵屋さん、鶏肉屋さんなど・・・

このようなお店があり、お付き合いができたから楽しい思い出がいっぱい。


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